2016年11月23日水曜日

サンティアゴ・デ・クーバ。バラデロへの道7

サンティアゴ・デ・クーバ最後の日。

バーでおしゃべりに熱中していると、

演奏がアメリカポップスからソンに変わった。

と、

お客さんが飛び入り参加!

フルートの女性!

オォー!

めっちゃ吹けるやん!!

さっきまで誰も聴いていなかった会場が一気に沸騰!

アレイシスが僕の嫁さんもフルーティストだ!

と訴えるw

嫌がる嫁さんのお尻を押して、強引に参加させる!




2曲やって意気投合。

この女性、旦那さんがキューバはグアンタナモ育ちのピアニスト。

彼女もキューバ出身。

今はドバイに住んでいて、バケーションでキューバに帰ってきた。

僕も演奏に入りたくて仕方なくて

嫁さんのフルートを奪い、人の迷惑顧みず、

めちゃくちゃ下手な演奏を披露。

なんて楽しいんだ。

ハズレと思ったサンティアゴ・デ・クーバ最終日。

とても素敵なものになりました。







おまけ





2016年11月17日木曜日

サンティアゴ・デ・クーバ。バラデロへの道6

北海道に行ってきました。

海鮮丼に

牡蠣、ホタテ。


ラム肉!


かすべ!

 

鴨肉!




支笏湖温泉!



灼熱のキューバは最高で、住みたいですが、

美味しいものと冬の露天風呂は捨てがたい...



で、バラデロへの道。

2016.7.6

朝起きてタバコを吸いにベランダへ出ると、

タクシーの兄がいた。

どうやら僕達の乗る予定だった弟の車が

ハバナから帰る途中で故障したらしい。

二転三転、今日の16時に当初の予定通り、

別のタクシーが迎えに来ることに。

仕方なし...


朝ごはんを作ってもらい、バラデロのホテルを探しに

ホテルグランデへ。

WiFiをつなぐ。

目星をつけて、散歩。

最後の日は音楽で締めよう!

と、バーへ向かう。

途中、プロユースな楽器を見つけ、いろいろ試して購入。

10CUC! 安い!



お店に着くと、ライブが始まっていた。

曲はイエスタデイやマイウェイ...

ああ、最後はハズレだ...

こんなの聴きたくない...

昨日からツイてないなぁ...と嫁さん。

程なくエディがやってきて、アレイシスも来て

隣のおじいちゃんも加わり

おしゃべりに熱中。

おじいちゃん、日本が大好きらしくとてもチャーミング。

聞けば元トランペッターでCDをくれた!





2016年11月5日土曜日

サンティアゴ・デ・クーバ。バラデロへの道5

店に入って1時間10分後、

やっと演奏開始。

前回と同じイントロだ...

悪い予感が...

これはもう騒音だ...

みんなもぽかーんとしている。

2曲目も同じ。

ドヤ顔で同じフレーズのリピート地獄...

ギブアップ。

お勘定。

前回お会いしたプロデューサーさんがいたので

お節介にも、自分のことも置いといて

思うことをつらつら述べてしまった...


さあ、次はどこに行こうかと相談。

トラディショナルを聞かせてくれるお店に行こう!

アメ車なら5人乗れるし!

とタクシーを拾うも店は閉まっていた。


じゃあカリビアンハウスへ行こうとアレイシス。

パーティーしてるから!

で、到着。

ん?

すごい人だかり。

明らかに未成年の子がベロベロになって騒いでる。

カリビアンハウスの中へは入場制限がかかっており、

入ろうと門を揺する若者と中の警備員とで押し合いへし合い!

かなり大きな鉄製の柵の門がグラグラと揺れている。

そばにいる警官4人は傍観...

これは危ない...

フェスティバルでドミニカやジャマイカからもたくさん若者が来ている。

アルコールだけじゃないだろうな...

何かあっても警察は役立たずだろう。

引き返すぞ!

とアレイシスに言い、

僕はイライラ。

嫁もイライラ。

なんとかタクシーを見つけ、セントラル公園へ。

小さい車だったのでアレイシスは一人バイクタクシー。

到着し、アレイシスを待っていると、

お洒落な若者3人が声をかけてきた。

「ハポン!シガレットをくれ!」

なんであげなあかんねん。断る。

すると僕が手に持っていた残りわずかなペットボトルの水をくれという。

「はあ!? ノー!!」

と強く言うとびっくりした顔してた。



時間も遅くなったので、最後にホテルグランデのバルコニーで

お酒を飲む。

いろいろ話した。

アレイシスは定職につかず、お金がなくなれば日雇い労働に行っている。

普段から周りとコミュニケーションをとっていて

情報を仕入れている!

これが僕のサバイバル術。

と語るので、

周りにいる昼間からぼーっと立っている子達や

タクシータクシー言うてぼけっと仕事してる人たちと

情報交換しても何にもならへんで。

せいぜい観光客に闇葉巻やラム酒売るのが上手くなるぐらいで。

お金貯めて高いバーに通ったら?

安いのもいいけど高いのはもっとええねんで。

なんて話をして...


お開き〜

今夜は疲れた...

あんまり楽しくなかったな...




2016年11月1日火曜日

サンティアゴ・デ・クーバ。バラデロへの道4

バーでぼーっとしようと

ホテルCASA GRANDEの入り口にさしかかると、

若い女性が1CUCちょうだい。

と声をかけてきた。


「何で?」

と聞くと、

「何も食べてなくてつらい。」

みたいなジェスチャー。

いやいや、あなた豊かな身体してるやん。

アレイシスに、なぜあんな若い女性が物乞いしているのか尋ねた。

答えは、「わからない。働きたくないのかな。」だった。


キューバは薬物中毒者はほとんどいないが、アルコール中毒は結構いるようだ。

物乞いで得たお金で酒を買う。と。

21:15

アレイシス、アレイシスのママ、エディと合流し、

歩いて"Club de Jazz La Iris"へ。

アレイシスのママ、笑顔がとても素敵で可愛い。

とびきりお洒落して来てくれました。

店に入ろうとすると、アレイシスだけ警官に呼び止められる。

アレイシスに大丈夫だから先に入ってて。と言われ、

そうしたが、なかなか帰ってこない。

エディ「キューバの警察は悪い。意味もなく嫌がらせをする。」

と。

やっと帰ってきたアレイシスに聞いても、

「なぜだかわからない。」


そうこうしてやっと乾杯。

なかなか始まらない演奏...

21:40に入って、ステージのセッティングを始めたのが22:30。

あ、前回と同じトリオだ...

店のチョイス失敗した...