2016年11月5日土曜日

サンティアゴ・デ・クーバ。バラデロへの道5

店に入って1時間10分後、

やっと演奏開始。

前回と同じイントロだ...

悪い予感が...

これはもう騒音だ...

みんなもぽかーんとしている。

2曲目も同じ。

ドヤ顔で同じフレーズのリピート地獄...

ギブアップ。

お勘定。

前回お会いしたプロデューサーさんがいたので

お節介にも、自分のことも置いといて

思うことをつらつら述べてしまった...


さあ、次はどこに行こうかと相談。

トラディショナルを聞かせてくれるお店に行こう!

アメ車なら5人乗れるし!

とタクシーを拾うも店は閉まっていた。


じゃあカリビアンハウスへ行こうとアレイシス。

パーティーしてるから!

で、到着。

ん?

すごい人だかり。

明らかに未成年の子がベロベロになって騒いでる。

カリビアンハウスの中へは入場制限がかかっており、

入ろうと門を揺する若者と中の警備員とで押し合いへし合い!

かなり大きな鉄製の柵の門がグラグラと揺れている。

そばにいる警官4人は傍観...

これは危ない...

フェスティバルでドミニカやジャマイカからもたくさん若者が来ている。

アルコールだけじゃないだろうな...

何かあっても警察は役立たずだろう。

引き返すぞ!

とアレイシスに言い、

僕はイライラ。

嫁もイライラ。

なんとかタクシーを見つけ、セントラル公園へ。

小さい車だったのでアレイシスは一人バイクタクシー。

到着し、アレイシスを待っていると、

お洒落な若者3人が声をかけてきた。

「ハポン!シガレットをくれ!」

なんであげなあかんねん。断る。

すると僕が手に持っていた残りわずかなペットボトルの水をくれという。

「はあ!? ノー!!」

と強く言うとびっくりした顔してた。



時間も遅くなったので、最後にホテルグランデのバルコニーで

お酒を飲む。

いろいろ話した。

アレイシスは定職につかず、お金がなくなれば日雇い労働に行っている。

普段から周りとコミュニケーションをとっていて

情報を仕入れている!

これが僕のサバイバル術。

と語るので、

周りにいる昼間からぼーっと立っている子達や

タクシータクシー言うてぼけっと仕事してる人たちと

情報交換しても何にもならへんで。

せいぜい観光客に闇葉巻やラム酒売るのが上手くなるぐらいで。

お金貯めて高いバーに通ったら?

安いのもいいけど高いのはもっとええねんで。

なんて話をして...


お開き〜

今夜は疲れた...

あんまり楽しくなかったな...




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