ランチを食べて、
水を買いにスーパーマーケットへ向かっていると...
「ハポネ!」
と近づいてくるキューバ人青年。
「ハバナでボクサーをやっているんだ!」
と自己紹介してきて、
「キューバはビューティフルでしょ!?いいとこでしょ!?」
と片言の英語で。
そうだねそうだね!と返事していると
そのままマーケットまでついてきた。
何か買うのかな?
と思っていると、
ビールを手に取り、
レジへ。
僕の水の横に置く。
ラム酒の紙パックを注文。
案の定、支払いの順番が回ってきたところで...
"全部一緒に"
とレジ打ちのお姉さんに言う。
ちょっとカチンときた。
「ノーノー!これはこの人、こっちは僕。」
と商品を分ける。
レジのお姉さん呆れ顔。
諦めずに食い下がる自称ボクサー。
「アミーゴでしょ!?」
いやいや、知らんし。
「Why!?俺はお前を知らない!アミーゴじゃないし!」
「おごる筋合いないわ!」
と大きな声で言うと
しぶしぶビールを諦め、ポケットから小銭を集めて
ラム酒お買い上げ。
なけなしのお金だったんだろうけど、
仕方ないね。
きっと何回も日本人で成功していたのだろう。
「チャオ〜!」
とバイバイした...
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